(希少44)法師(ほうし)クロベ希少個体群保護林
1.森林管理署
利根沼田森林管理署2.森林計画区
利根上流森林計画区3.所在地
群馬県利根郡みなかみ町4.林小班
群馬県利根郡みなかみ町三国国有林216え1、え2林小班5.面積
17.41ha6.設定年月日
昭和9年9月25日(1934年9月25日)法師ネズコ植物群落保護林に設定。(変更年月日平成3年4月1日)平成30年4月1日 旧法師ネズコ植物群落保護林から名称変更。
7.法的規制
水源かん養保安林、国立公園第3種特別地域、鳥獣保護区8.設定目的
利根上流地域には珍しい、クロベ、コメツガからなる原生林に準ずる森林で、学術上及び森林施業の考証として貴重である。このため、クロベ、コメツガからなる群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高1,170~1,290m。本保護林は、赤沢山の北東に位置し、保護林の北東側が万沢(赤沢)林道に接している。
赤沢山の北側の稜線から延びる尾根上にあり、北~北東側斜面に面している。
保護林は急峻な尾根上の岩角地を含む場所に設定され、保護林の斜面上部にクロベのまとまった林分(クロベが優占し、コメツガが混生)が形成されている。
クロベの胸高直径は80~100cm、高さ22~25m程度である。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
2019調査概要(PDF : 360KB)12.位置図
法師クロベ(PDF : 759KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265