(希少40)根本沢(ねもとざわ)シオジ遺伝資源希少個体群保護林
1.森林管理署
群馬森林管理署2.森林計画区
利根下流森林計画区3.所在地
群馬県桐生市4.林小班
群馬県桐生市根本澤国有林464い林小班5.面積
21.28ha6.設定年月日
昭和63年(1988年)根本沢シオジ林木遺伝資源保存林に設定平成30年4月1日 旧根本沢シオジ林木遺伝資源保存林から名称変更
7.法的規制
土砂流出防備保安林、都道府県自然環境保全地域特別地区8.設定目的
根本沢西側に源を発する桐生川の最上流地帯の峡谷に成立しているシオジ林であり、胸高直径で100cmを越える老齢木を含み、学術上及び遺伝資源の確保上貴重である。このため、土地的極相林として成立しているシオジが群生する群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高780~980m。当該保護林付近は、根本沢西側に源を発する桐生川の最上流地帯で、川沿いの峡谷にシオジ林が分布している。
シオジは太いもので胸高直径104cm、樹高20m内外。高木層は部分的にシオジが植被率100%で生育し、このような所は他の種が少ない。
また、同地域では根本沢の右岸にトウゴクヒメシャラの生育が確認されている。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
2020調査概要 (PDF : 342KB)12.位置図
根本沢シオジ遺伝資源(PDF : 856KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265