(希少14)板木(いたき)リンボク・カゴノキ希少個体群保護林
1.森林管理署
茨城森林管理署2.森林計画区
八溝多賀森林計画区3.所在地
茨城県高萩市4.林小班
茨城県高萩市堅石国有林1121ろ5.面積
10.68ha6.設定年月日
昭和48年4月1日(1973年4月1日)板木暖帯性植物群落保護林に設定。7.法的規制
保健保安林、都道府県立自然公園普通地域、文化財保護法に基づく史跡名勝天然記念物8.設定目的
天然分布の北限にあたる暖帯性植物のリンボク、カゴノキが生育する天然生林で、八溝多賀地域では学術上貴重な森林である。このため、天然分布の北限にあたるリンボク、カゴノキ等が生育する群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特 徴
標高120~320m。本保護林は、堅石国有林の山腹中央~下部に分布する天然生林である。
保護林内には、アカマツ、コナラ、シラカシ等により構成された天然生林が広がっている。
保護林内は、胸高直径20~30cm程度のコナラが優占し、ウラジロガシやアカシデが混在する林相となっている。
尾根上には高直径40~60cm程度のアカマツが優占している。
ヒサカキ、アオキ、ウラジロガシ、ヤブコウジなどの暖帯性の種が生育している。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする11.保護林モニタリング概要
12.位置図
板木リンボク・カゴノキ(PDF : 524KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265