（希少2）深沢（ふかさわ）ヒノキアスナロ希少個体群保護林

1．森林管理署

福島森林管理署

2．森林計画区

阿武隈川森林計画区

3．所在地

福島県郡山市

4．林小班

福島県郡山市嶽山国有林233ぬ1林小班外

5．面積

175.28ha

6．設定年月日

昭和50年4月1日（1975年4月1日）深沢ヒノキアスナロ植物群落保護林に設定（変更年月日 平成5年4月1日）。
平成30年4月1日 旧深沢ヒノキアスナロ植物群落保護林から名称変更。

7．法的規制

水源かん養保安林、都道府県自然環境保全地域特別地区

8．設定目的

ヒノキアスナロ純林の原生的な群落であり、南東北及び関東地方において、他には類を見ない群落で、学術上及び森林施業上の考証として貴重である。
このため、ヒノキアスナロが群生する群落の希少な個体群を保護するため設定する。

9．特 徴

標高610～1,050m。
保護林は大立沢の南側の山麓、深沢沿いに位置し、全域が天然生林である。
保護林全域に中齢から高齢級のヒノキアスナロが生育し、林床には低木・稚樹が多く見られ、自然更新の状況も確認されている（ヒノキアスナロの胸高直径は20～50cm程度）。
胸高直径5～15cm程度のヒノキアスナロに種内競争によると考えられる枯損が見られるものの、高齢木に枯損は見られない。

10．保護・管理及び利用に関する事項

禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。

11.保護林モニタリング概要

2023調査概要(PDF : 5,267KB)

12.位置図

深沢ヒノキアスナロ(PDF : 767KB)