平成30年度 国有林モニター会議
会議概要
平成30年度国有林モニター会議は、9月26日、群馬県の赤城山周辺(群馬森林管理署管内)において開催し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、新潟県にお住まいの14名の国有林モニターの方々にご参加いただきました。
当日は、午前中、赤城山西麓の国有林で、間伐による森林整備、高性能林業機械による伐倒・集材作業のほか、シカの侵入防止柵や樹皮剥ぎ防護ネット等のシカ被害対策を視察いただきました。午後は、赤城山山頂付近の国有林で、治山事業施工地と治山事業により復旧した箇所を視察いただき、その後、県立赤城自然公園の木造施設に場所を移して、最近の森林・林業施策を御説明し、意見交換を行いました。
国有林モニターの皆様からは、
伐採後の森林の更新に当たっては、植栽だけでなく天然力を活用した更新も推進すべき。
林業の成長産業化、山村地域の活性化には、木材需要をさらに掘り起こしていくことが重要。国有林の組織力、技術力を活かして、木材のブランド化等といった木材需要創出にも取り組んでもらいたい。
現在、学校でも盛んに行われている「食育」のように、「木育」のより一層の推進を望む。
カエデからのメープルシロップの採取など、木材そのものでなく副産物を活用することも重要。
といったご意見をいただきました。
いただいたご意見は、今後の国有林野事業に活かしてまいります。
間伐による森林整備の概要説明 高性能林業機械の視察 シカ対策(侵入防止柵)の視察
治山事業施工地と新たな崩壊箇所の視察治山事業施工地の復旧状況の視察 意見交換会
お問合せ先
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担当者:林政推進係
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ダイヤルイン:027-210-1150
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