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関東森林管理局

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    群馬森林管理署について

    概要

    群馬森林管理署の管轄する国有林野は40千ヘクタールで、管内森林面積の23%を占めています。当区域は群馬県の南西部に位置し、上毛三山の榛名山、妙義山、赤城山も管轄しており、上信越高原国立公園や妙義・荒船・佐久高原国定公園にも指定され、栃木県境、長野県境、埼玉県境の山々を水源とする桐生川、渡良瀬川、利根川、烏川、碓氷川、神流川が流れています。この区域は、妙義自然休養林、赤城山風致探勝林、観音山スポーツ林、榛名湖風致探勝林等の「レク森」にも指定されています。
    また、温泉・湖沼等豊かな森林景観など豊富な観光資源に恵まれていることから、登山やハイキングなど森林を利用したレクリエーション・保養の場として多くの人々に利用されています。

    林況

    群馬森林管理署における人工林面積は18千ヘクタールで、森林面積の48%を占め、樹種別にはスギ35%、ヒノキ19%、アカマツ5%、カラマツ29%、その他12%となっており、齢級別にみるとI~V齢級の若齢林分が29%、VI~VIII齢級47%と生育途上の多い齢級配置となっています。
    スギ、ヒノキは、鏑川流域の富岡市、下仁田町、烏川流域の細野、三の倉地区、渡良瀬川上流の桐生、石鴨地区及び子持山周辺に多く植栽され、生育は全般に良好です。アカマツは他の植栽樹種と比較して少なく、カラマツは主に標高の高い長野県境に接する楢原地区及び霧積地区、赤城山周辺中腹に多く、生育は中庸となっています。
    また、天然林面積は19千ヘクタールで森林面積の52%を占め、大部分が二次林でクリ、コナラ、ミズナラを主とした壮齢林分が多く、生育は中庸です。神流川上流部には沢筋の石礫地等にシオジ、サワグルミ等が見られ、天丸山付近の峰筋には天然ヒノキが見られ、赤城山周辺上部にはミズナラを主体とした老齢林分も見られます。

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