第6回「森林づくり塾2019」を開催
10月23日(水曜日)、今年度最後の「森林づくり塾2019」で「森からの贈り物」と題したキノコの生態学習と散策を行いました。
渡島総合振興局東部森林室「森への誘い講座」と当センターの「森林づくり塾」が連携し、共同開催したもので、塾生と講座生あわせて35名が参加しキノコの生態や特徴など学んだあと、道立道南四季の杜公園でキノコ散策を実施しました。
まず、四季の杜公園の里の舎(いえ)で、「函館キノコの会」の石垣充一さんが講師となり、キノコは「菌類」でカビや酵母に近い関係、肉眼で見ることの出来る大きさの「菌類」をキノコと呼んでいる、また動植物を分解し土に戻す働きがある「腐生菌」と植物の根で合体し互いに栄養分を交換する働きがある「菌根共生菌」があること、食用キノコの栄養や料理法、健康食としての働きまで、多様なキノコの魅力が伝わる講義となりました。
昼食後、公園内でのキノコの散策をしました。森の中へ進んでいくにつれ少しずつキノコが見られるようになり、「先生このキノコ何?」「こっちにもキノコあるよ」「これ毒キノコ?」など参加者があちらこちらで講師を呼ぶ声が飛び交いその都度、食べられるかなどについての丁寧でわかりやすい説明を受けキノコ探しを楽しみながら熱心に聞いていました。
秋晴れの爽やかに澄んだ空気の中でのキノコ散策、紅葉狩り、森林浴を満喫し充実した1日となったようです。
キノコの講義の様子
キノコの散策
チャナツムタケ・チャワンタケの仲間・モエギダケ・ボリボリ・カワラタケ・クリタケなどのほか、たくさんのキノコが見つかりました
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897