森林づくり塾2010第5回講座を開催
枝払いと保育間伐作業体験
9月5日(日曜日)、軍川国有林(七飯町)において塾生23人が参加して、森林づくり塾2010第5回講座を開催しました。
作業地は昭和57年度に植栽されたトドマツの造林地で、これまで間伐をしていないため、本数も多く林内は薄暗いことから、間伐を行うことにより、樹木の成長やCO2の吸収・貯蔵、林地保全などの効果が期待できます。
塾生の皆さんは職員から説明を受けた後、枝払い作業では、病虫害の発生を防ぐ効果などを期待しながら手を伸ばせる高さまで枝を落とし、間伐作業では、安全を第一に心掛け、周囲や待避場所を十分注意・確認してから伐倒方向を決め、慎重に「受け口」、「追い口」の手順をこなし、伐採・玉切り作業を行いました。
最初の内はぎこちなく見えた伐倒作業でしたが、途中からは、スムーズに作業をこなしていました。
皆さんからは、「間伐後すぐ林内に光りが差し込み、作業の効果を直接感じることができた」、「保育作業の必要性がわかり、貴重な体験だった」などの感想が聞かれました。
職員から作業手順を説明します
受け口が上手に切れて、思わずニッコリ
作業終了後は道具の手入れ、ヤニを落とします
爽やかな笑顔で集合写真
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
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