「森林づくり塾」でキノコの学習と散策
東部森林室の「森への誘い講座」に塾生が参加
10月24日(水曜日)、渡島総合振興局東部森林室の「森への誘い講座」「森からの贈り物」と題したキノコの生態学習と散策に「森林づくり塾」の塾生が参加しました。
東部森林室「森への誘い講座」と当センターの「森林づくり塾」が連携し、互いの講座に参加できるように企画したもので、塾生と講座生あわせて24名が参加しキノコの生態や特徴などを学んだあと、道立道南四季の杜公園でキノコ散策を実施しました。
まず、四季の杜公園の里の舎(いえ)で、「函館キノコの会」の石垣充一さんが講師となり、キノコは「菌類」でカビや酵母に近い関係、肉眼で見ることの出来る大きさの「菌類」をキノコと呼んでいる、また動植物を分解し土に戻す働きがある「腐生菌」と植物の根で合体し互いに栄養分を交換する働きがある「菌根共生菌」があること、食用キノコの栄養や料理法、健康食としての働きまで、多様なキノコの魅力が伝わる講義となりました。
昼食後は公園内でキノコ散策をしました。講師から参加者が見つけたキノコについて、名前やキノコのでる環境、食べられるかなどについて、丁寧でわかりやすい説明があり、キノコ探しを楽しみながら熱心に聞いていました。
今日参加したみなさんは貴重な講義でキノコを見る目を養い、秋晴れの爽やかに澄んだ空気の中でのキノコ散策、紅葉狩り、森林浴を満喫し充実した1日となったようです。
キノコの講義の様子
公園内でキノコ散策
ハナウロコタケ、アシボソノボリリュウタケ、アカモミタケなどのほか、たくさんのキノコが見つかりました
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897