今年も大沼で国際ワークキャンプが始まりました
国際ワークキャンプで森林整備を実施
平成17年度から当センターで受け入れを行っている国際ワークキャンプが、今年も始まりました。
国際ワークキャンプとは、ある地域に世界各国から若者が集まり、環境問題に対する協力や地域活動の手伝いを行うボランティア活動のことで、毎年、大沼地区で実施されており(NPO「大沼マイルストーン22」と国際ボランティアNGO「NICE」が共催)、大沼地域自然再生等モデル事業地での森林整備活動等にも協力をいただいています。
今年は前期と後期を実施予定で、前期は7月25日~26日の2日間、イギリス、中国、ドイツ、ベルギー、スペイン、日本から8名が参加し実施しました。
初日は当センターの紹介、安全に作業を進めるための諸注意、日程、作業内容の説明などのミーティングを行ったあと、作業現場に向かい下刈と作業道整備を行いました。
この日は、曇りで時折涼しい風が吹く、気持ちよい天候で昨年国際ワークキャンプで植栽した箇所の下刈を鎌と剪定鋏で、丁寧に作業をしていました。午後から作業道にできる水たまりに、リヤカーや一輪車を使って砂利を入れる作業を行い、いつもぐちゃぐちゃな作業道も今後は快適に通ることができるようになりました。
2日目は、快晴で気温も上昇する中、同メンバーでカリマ国有林において植付作業とポット苗木作りを行いました。
植付作業は、カミネッコンによるミズナラの植付を行いました。はじめはカミネッコンの作り方がうまく伝わらず少し時間がかかりましたが、すぐに慣れて、あっという間に予定数量が出来上がり、みんなで植付場所へ運んで植付ました。
このあと、秋の植付に使用予定の約150本のミズナラの稚樹をポット苗にする作業を行いました。みなさんはカミネッコン作りで慣れたのか、終了予定時間より早く出来上がりました。暑い中作業をがんばったので、少し早めに終了し帰路につきました。
前期はこの2日間で終了、後期は9月に参加者が入れ替わって、植付・下刈・歩道修理などの森林整備作業を実施する予定です。
安全に作業をするためミーティング
下刈の様子
今日の昼食はサンドイッチ!
道路の水たまりに散布する砂利を運びます
砂利散布前散布後
暑いので日陰でカミネッコン作り
作ったカミネッコンを植付します
ポット苗作りの様子
記念撮影、みなさんご苦労様でした
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897