檜山古事の森十周年記念行事に協力
10月18日(金曜日)、檜山古事の森育成協議会、檜山森林管理署、江差町の主催により「檜山古事の森十周年記念行事」が行われました。
平成14年、林野庁が国民参加による木の文化の継承に貢献する森林づくり活動を推進するため「木の文化を支える森」制度を創設しました。
この制度のなかでも、特に歴史的建造物の修復等に必要な木材を育成するために行う森づくりのことを古事の森と呼びます。
檜山古事の森は平成15年に設定されました。
当センターでは、檜山古事の森十周年記念行事で行われる記念植樹の指導等を行うために参加しました。
記念式典
午前は、江差町文化会館において記念式典が行われ、元北海道森林管理局函館分局長 西堀氏による記念講演などが行われました。
記念式典の様子
記念植樹
記念式典が終わり、記念植樹を行うため、参加者全員で椴川(とどがわ)国有林へと向かいました。
椴川国有林にはヒノキアスナロ(別名ヒバ)の森が広がっており、ここに檜山古事の森が設定されています。
檜山古事の森は、この地域がヒノキアスナロの自生北限であることを踏まえ、生物多様性の保全に資する観点から、現在、積極的に保全を進めている場所です。
記念植樹では、まず、森林管理署担当者から植樹の方法や注意事項の説明があり、その後全員でヒノキアスナロの苗木の植樹を行いました。
植樹の後は五勝手鹿子舞(ごかってししまい)の奉納などが行われ、厳かな雰囲気に包まれつつ、この日の行事を終えました。
森林管理署の担当者から植樹の説明
植樹の様子
森林の中で五勝手鹿子舞(ごかってししまい)が奉納されました
植樹した苗木も、このように大きくなれば良いですね
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897