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北海道森林管理局

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    吉野山で下層植生調査を実施

    参加者全員が一列になって地表を調査

    5月17日(火曜日)、自然再生モデル事業地である吉野山国有林で、北海道アウトドアガイドの木村マサ子氏の指導の下、大沼地域自然再生検討委員会のメンバーら18名がカラマツ人工林の下層植生調査を実施しました。

    少し肌寒い曇り空の下、木村氏の説明を受けた参加者は、10名が1列となって地表の植物をカウントしました。ウグイスやセンダイムシクイなどの野鳥のさえずりを聞きながら全員がわき目も振らず真剣に調査に取り組み、2時間ほどで予定していた2つのプロットを調査することができました。

    ササがあまり侵入していない第1プロットでは、オオバナノエンレイソウやマイヅルソウの群落があり、幾分ササの侵入した第2プロットでは、クルマバソウやサラシナショウマなどが見受けられました。

    すでに実施した鳥類観察会とこの調査の結果を受け、カラマツ人工林の施業方法を検討し、検討委員会に諮ることとしています。

    植生調査の様子1
    調査方法を説明する木村氏

    植生調査の様子2
    1列に並んで調査開始

    お問合せ先

    駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:0138-86-6897