令和3年度森づくり活動発表会を開催
令和3年度森づくり活動発表会を開催しました
「令和3年度森づくり活動発表会」を、2月24日(木曜日)に定山渓中学校において開催し、当センター、北海道森林管理局技術普及課、定山渓中学校から森づくり活動等について発表を行いました。また、発表後は、発表者と中学校の生徒が考える森づくりについて、パネルディスカッションによる意見交換を行いました。
開会にあたり主催者代表の挨拶としてセンター所長から、森林は国土保全や水源涵養など多面的機能を有しており、定山渓の森林についても札幌市の良質な水を育んでおり、多くの市民に水を供給する水源の森であること、そしてこの水源の森を活動地として、定山渓中学校の生徒達が、平成22年から森林の大切さ等について色々な視点から観察、調査、森づくりの取組みが現在まで継続し取組まれ、その取組みの発表会を開催することになり今後の活動へ生かされることを期待すると挨拶がありました。
所長挨拶と会場の様子
活動発表では、石狩ふれあいセンターから「札幌市周辺国有林における森づくり等の取組み」ついて、局技術普及課から「楽しい!わかる!『北の森カルタ』の開発」について、定山渓中学校からは「守って、増やして森林教室」の発表があり、それぞれ活動や取組みの成果など報告されていました。
センターの発表技術普及課の発表定山渓中学校の発表
パネルディスカッションではセンター所長が進行役となり「もりで観察、学ぶ、育てる、教える」をテーマに、もりとのふれあいから学ぶこと、教えること、森に対する知識や新たな活動を見出すことの意見交換を行いました。
意見交換の中では、中学生からは夢のもりでの活動の楽しさ、森づくりの目標に対する具体的活動の提案の必要性、また、夢のもりを広くしたり遊具の設置や花を植え子供が遊べるようにするなどグレードアップしたいなどの要望があり、引き続き国有林としてもこの活動への協力をしていくことが報告されました。
パネルディスカッションの様子
最後に定山渓中学校の小林校長先生から、森林の大切さ・活用を伝える役目を担ってほしいこと、R7開校の義務教育学校が木造平屋建で木が活用されること、定山渓から世界に向けて発信ができるよう取組みを継続したいと話され発表会を終了しました。
今回は会場にはパネルは設置しませんでしたが、体育館入口に森林教室の写真パネルが展示されておりました。
お問合せ先
石狩地域森林ふれあい推進センター
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