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北海道森林管理局

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    令和4年度森づくり活動発表会を開催

    令和4年度森づくり活動発表会を開催しました

    「令和4年度森づくり活動発表会」を、2月22日(水曜日)に定山渓中学校において開催し、当センター、認定NPO法人シーズネット、定山渓中学校から森づくり活動等について発表を行いました。
    また、発表後は、発表者と中学校の生徒が考える森づくりについて、パネルディスカッションによる意見交換を行いました。

    開会にあたり主催者代表の挨拶として当センター中澤所長から「森林は国土保全や温暖化防止、水源涵養、木材生産など多面的機能を有しており、定山渓の森林についても札幌市の水源地域にある森として良質な水を育んでおり、多くの市民に水を供給している。この水源の森を活動地として、定山渓中学校の生徒達が、平成22年から森林の大切さ等について色々な方々の支援を受けながら観察、調査、森づくり等の各種活動に取組み、その成果を発表し、今後の活動へ生かされることを期待する」と挨拶がありました。

     中澤所長の挨拶

    活動発表では、当センターから新型コロナの影響で3年ぶりに開催された「札幌水源の森づくり」について、認定NPO法人シーズネットからは「森林再生  シーズネット」と題して、野幌森林公園で実施している森林再生活動について、定山渓中学校からは「Keep the forest」と題して、今年度森林教室の取組みの成果の発表等がありました。

    センターの発表の様子


    認定NPO法人シーズネット 上村さんの発表の様子


    中学生の発表の様子
     
    パネルディスカッションではセンター所長が進行役となり「森で観察、学ぶ、育てる、教える」をテーマに、森とのふれあいから学ぶこと、教えること、森に対する知識や新たな活動を見出すことの意見交換を行いました。
    ディスカッションの中では、中学生から「小学生のころ、親と山菜採りで山に行った時、「自然はいいな」と感じたことや、認定NPO法人シーズネットの活動発表を聞いて、「夢のもりよりも広い場所を自分達よりも歳上の方々が整備しているのは、すごいと思った」などの意見があったほか、これからの夢の森での活動について、引き続き国有林としてもこの活動への協力をしていくことが報告されました。

    パネルディスカッションの様子

    最後に定山渓中学校の小林校長先生から、森林教室を通じて、地域環境を学習の場として活用し、森林を守り、活かす方法を学んでいくという貴重な経験をさせていただいたこと、定山渓から世界に向けて発信ができるよう取組みを継続したいと話され発表会を終了しました。


    体育館入口に森林教室の写真パネルや展示物が掲示されていました。

    お問合せ先

    石狩地域森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:011-622-5114