平成30年度第2回森林教室
「地域のもりから学ぶ森林づくり(第2回森林教室)」を実施
6月26日(火曜日)定山渓小学校の5・6年生を対象に、定山渓の国有林において「樹木の高さ(樹高)・太さ(胸高直径)の測定と森林散策」と題して、身近な森林にある樹木の調査と森林観察を実施しました。
開催の挨拶(岡本所長)
樹木の高さの測定にはタンジェントハイトゲージ、太さの測定には輪尺を使用することとし、初めに当センターから測定機器の使用方法を説明し、3班に分かれて実施しました。
タンジェントハイトゲージの測定では樹木の先端を見るのが難しかったようです。輪尺の測定では、背の低い生徒は目盛りを読むのに苦労していたようです。
また、樹高測定には測竿、胸高直径測定には直径巻尺を活用することも説明しました。

輪尺の使用方法について

測竿の使用方法について

タンジェントハイトゲージによる樹高の測定

輪尺による胸高直径の測定
樹木の測定終了後は、遊歩道を活用した森林散策を実施しました。
森林散策では草花・昆虫の特徴の説明、カツラの大木の前では、北海道の代表的な広葉樹であること、大きく太い木が多いこと、用途としては家具になることなどを説明しました。
また、定山渓では珍しいサイハイラン(葉をつけないモイワランかも?)の花が咲いており生徒・先生は興味深く見ていました。
生徒のみなさんは、定山渓周辺の森林について考える良い機会になったと思います。

草花の説明

昆虫の説明

カツラの特徴を説明

サイハイラン(葉をつけないモイワラン?)
お問合せ先
石狩地域森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:011-533-6741
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