平成29年度森づくり活動発表会を開催
平成29年度森づくり活動発表会を開催しました
「平成29年度森づくり活動発表会」を、2月22日(木曜日)に定山渓中学校において開催し、2団体の法人等からの発表と定山渓中学校から2課題、森づくり活動について発表しました。また発表会後は、法人等の発表者と中学校の生徒が考える森づくりについて、パネルディスカッションによる意見交換を行いました。
開会にあたり主催者代表として石原森林整備部長から挨拶があり、定山渓の森は札幌市の良質な水を育んでいる水源の森であること、この水源の森を活動地として、定山渓中学校の生徒のみなさんが、色々な視点から観察、調査、森づくりに取り組んでいること、また、2月6・7日に開催した「平成29年度北の国・森林づくり技術交流発表会」において、定山渓中学校の森づくり活動や森林保全活動等について、生徒が大人顔負けの発表をし「奨励賞」を受賞されたことなどについての紹介と挨拶がありました。

開会にあたり挨拶する石原森林整備部長
始めに、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林整備センター 札幌水源林整備事務所の鈴木さんから、造成の難しさや真夏の下刈りの苦労、高性能林業機械による伐採等について発表がありました。


札幌水源林整備事務所 鈴木さんの発表
次に、定山渓自然の村の森口さんから、ファミリー向けの森づくり体験事業として、体験に参加した家族に自然について興味・関心を持つとともに、家族単位でのボランティア意識を育む取り組みについて発表がありました。


定山渓自然の村 森口さんの発表
定山渓中学校からの発表については、1年生からは「平成29年度北の国・森林づくり技術交流発表会」において発表した森林保全活動等の取り組み、2・3年生からは定山渓小学校と合同開催した森林教室や環境学習など、自然に触れ、様々なことに取り組んでいる様子について発表がありました。



定山渓中学校の生徒による発表(1年生、2年生、3年生)
パネルディスカッションでは「もりを観察、学ぶ、育てる」と題して意見交換をしました。
中学生の自然や森林に対する取り組み、札幌水源林整備事務所の造成事業の面積の大きさ、自然の村の楽しそうな森林学習・体験等について活発な意見がだされました。



パネルディスカッションの様子
定山渓自然の村の森口さんが「油圧式薪割り機」を紹介し、中学生が実際に体験しました。

生徒が体験
参加者は、会場に展示してある中学校の生徒の取組み内容のパネル等を熱心に見学していました。


当日は、地域の皆さん、森林に係わるNPO法人、定山渓小学校の生徒など約80名が参加しました。
お問合せ先
石狩地域森林ふれあい推進センター
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