平成29年度4回目森林教室
「地域のもりから学ぶ森林づくり(第4回森林教室)」を実施
今年度の第4回目森林教室を、9月22日(金曜日)定山渓中学校の生徒を対象に石狩森林管理署管内奥定山渓国有林(2115林班)において実施しました。今回の森林教室では「森林を育てよう」をテーマに、昨年までの森林教室で奥定山渓国有林から幼樹で持ち帰り育てたミズナラ、センノキ等を再び奥定山渓の森林に返し、森林の持つ機能を発揮させることなどを目的として実施しました。
最初に、中学校の体育館で開会式を行った後、再生段ボール製のカミネッコンを組み立て、メッセージやイラスト等を描き、校庭で土と苗木を入れてポット苗の完成です。
再生段ボール製のカミネッコン組み立て
生徒が育てた苗木と土を入れる
ポット苗木完成
作成したポット苗木を持って奥定山渓国有林へ移動し、5~7個を1組として25本植栽し、最後に乾燥防止のための水をかけます。
ポット苗木を植栽
乾燥防止のための水かけ
植栽完了後は、昨年、ポット苗木をシカ食害から守るために設置したシカ食害防止柵の状況を観察し、柵内の植生が保護されていることに気づき、その効果に驚いていました。
その後は各学年別になり、平成24年から植栽しているポット苗の成長量調査、今回植栽したポット苗木をシカ食害から守るための柵の設置、学校へ持ち帰って育てる幼樹の採取を実施しました。
当日は天候もよく、生徒達は奥定山渓の自然に親しみながら楽しそうに実施していました。
成長量調査
シカ食害防止柵の設置
幼樹の採取
お問合せ先
石狩地域森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:011-533-6741
FAX番号:011-805-0201