令和元年度「国有林野事業業務研究発表会」に参加(令和元年11月26日)
林野庁では、全国の森林管理局等における現場業務の実行を通じて得られた森林の効率的な整備手法や森林環境教育の推進、森林生態系の保全管理等に関する取組の成果を広く発信する場として、国有林野事業業務研究発表会を毎年開催しています。
織田国有林野部長の挨拶
今年度は11月26日(火曜日)に農林水産省内(東京都千代田区霞ヶ関)において、全国から森林技術部門14課題、森林ふれあい部門2課題、森林保全部門11課題の発表があり、当センターは森林技術部門で「多様な森林づくりのための天然更新技術について~これまでの技術開発成果から~」と題して発表し、林業機械化協会会長賞を頂くことができました。
【発表概要】
北海道森林管理局では人工林が充実し主伐期を迎えつつある中で、天然更新技術の活用や針広混交林への誘導など多様な森林づくりを推進しており、人工林の中には天然力により、広葉樹が混交している林分も多く見られることなどから、天然力を活用して多様な森林づくりを推進するための施業技術として活用可能と考えた、地がきを組み合わせた天然更新技術の事例を紹介。

山嵜森林技術専門官による発表
審査員からは「発表内容については今後の施業指針に活用できることから天然更新技術の普及を期待したい」との講評を頂きました。

発表会を終えて本郷林野庁長官の挨拶
当センターとしては、今後も森林・林業の技術開発に取り組み、発表会等様々な機会を通じて技術開発成果の普及に努めていきたいと考えています。
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お問合せ先
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