森林整備の方向
公益的機能の発揮を重視する公益林
山地災害防止タイプ
このタイプの国有林は、地形が険しくかつ地質がもろく崩壊地が多いことから、土砂流出・崩壊、雪崩、落石等の山地災害による人命・施設の被害の防備を目的としています。
積極的な治山事業を行い、土砂流出を防ぐ機能を高め、また、流域の住民に対して豊かで良質な水を安定的に供給する必要から、森林の持つ保水機能を高める針広混交林施業を推進します。
17,486ヘクタール 36%
自然維持タイプ
このタイプは、原生的な森林生態系からなる貴重な植物群落等を後世に残すため、自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存当の保護林を設定しています。
16,381ヘクタール 34%
森林空間利用タイプ
このタイプは、志賀高原や飯綱高原などの優れた自然景観に恵まれており、国有林においても、カヤノ平、戸隠・大峰山自然休養林をはじめとするレクリエーションの森を設定し、また、子ども達に森林での体験の機会を提供するための森林教室、体験学習も開催しています。
8,482ヘクタール 17%
水源涵養タイプ
このタイプでは、水源かん養機能(洪水緩和、渇水緩和、水質保全等)に係る機能を重点的に発揮するための国有林野です。
6,462ヘクタール 13%