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中部森林管理局

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    管内の概況

    岐阜森林管理署は、岐阜県中央東部から南西部にかけて東西に広がる区域を管轄しています。この区域を流れる主な河川として飛騨川、長良川、揖斐川があり、国有林はそれぞれの河川の上流部に位置しています。 

    飛騨川流域の国有林

    この流域の国有林は、主に飛騨川及びその支流の小坂川、馬瀬川の上流に位置しており、人工林率は60%と高くなっています。人工林の6割強がヒノキ林であり、天然林については、コメツガ、シラベ、ナラ、カンバ等の樹種が多く見られます。この流域は、国有林野面積の8割以上が水源かん養保安林に指定され中京圏の水源としての役割を担っているほか、御嶽山や飛騨川の渓谷等の自然環境に恵まれた地域は、飛騨木曽川国定公園や御嶽山県立自然公園等に指定され、スキーや登山など森林レクリエーションの場として利用されています。 

    長良川流域の国有林

    この流域の国有林は, 長良川源流部から下流部の岐阜市にかけての区域に点在しており、人工林率は58 % と比較的高くなっています。 人工林の6割弱がヒノキ林であり. 天然林はブナ、ナラ等の樹種が多くなっています。 この流域の国有林の保安林率は約6割で、地域の水源かん養や、山地災害防止等の役割を果たしています 。 また、金華山、大日ケ岳周辺の森林は自然観察やスキーなど森林レクリエーションの場として多くの人に利用されています。 

    揖斐川流域の国有林 

    この地域の国有林は、揖斐川上流の福井県境及び滋賀県境周辺に位置し、ブナ. ナラ等の天然林の占める割合が89% と高く、人工林率は11%にとどまっています。 また、急般な地形であり地質的にも不安定箇所が多いことから、国有林野面積の97%が保安林に指定されており、山地災書防止をはじめ地域の水源としての役割を担っています。

    お問合せ先

    岐阜森林管理署

    ダイヤルイン:0576-62-3121