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最上地域では全国でも有数の巨木がたくさん見つかっており、地域では巨木案内などの活動を行っている組織もあります。
ここでは国有林で見られる主な巨木を紹介します。
(1)から(3)は林野庁「森の巨人たち100選」に選ばれている巨木です。
かつて地際に大きな「うろ(空間部分)」があり山の神が祀られていましたが、樹勢の生長とともに「うろ」が閉じ、今では祠が幹の中に完全にとじ込まれています。
滝ノ沢林道終点にあります(幹周り11.58m)。
女甑山の麓に広がるブナ2次林の中にあるカツラの巨木です。
木は前森山林道終点から男女のコルに向かう登山道の途中にあります(幹周り12.2m)。
もともとは稜線部に生えていた木が、地滑りとともに落下し、現在の場所に定着したといわれており、株立ちでは日本一の太さともいわれます。
村道沿いにあります(幹周り12.2m)。
幹周り日本一と目されているカツラです。
白川林道を進み、白川ダム渓流公園手前に現地までの歩道がありますが、急なので注意が必要です(幹周り20.2m)。
全国でも珍しい特異な形をした天然杉「山ノ内スギ」が群生しています。別名「神代杉」「土湯杉」「仙人杉」とも呼ばれ戸沢村の村の木に指定されています。
土湯林道終点にあり、ウッドチップを敷いた遊歩道が整備されています。
この周辺には、この他にも山ノ内スギ「黒杉」「赤杉」や「こぶブナ」なども見られますが、現地までは案内人が必要となります。
どこでも、どんな森ででも森林浴はできますが、特におすすめの場所をいくつかご紹介します。
周囲をブナ林に囲まれ、「神秘の沼」与蔵(よぞう)沼、モリアオガエルの沼、「まぼろしの滝群」といわれる大滝などの滝、等見所が多いところです。また、峠道には関所跡もあり、歴史を感じさせます。
(まぼろしの滝群、大滝)
(新緑の与蔵沼)
最上峡の右岸にあるため、舟下りを利用して全国でもめずらしいタイプの森林浴が楽しめます。水しぶきと緑のシャワーを浴びながらの小一時間は、他ではなかなか味わえません。
国道47号線からの眺めも最高です。
(冬の白糸の滝)
(最上川の舟下り)
瀬見温泉付近の最上小国川左岸にあり、広葉樹からなる天然林です。
松尾芭蕉が歩いた「奥の細道」最大の難所の一つです。旧街道が地元の人たちにより保全されており、当時の雰囲気をしのぶことができます。
開湯1200年の歴史を持つ肘折温泉奥の国道458号線沿いにあるブナ二次林です。
様々な山に登山道が整備されています。その一端をご紹介します。
なお、登山道は市町村などで維持修繕されていますが、天候や周囲の状況に十分に注意してください。
栗駒国定公園内に位置し、みちのくアルプス呼ばれる神室連邦の主峰です。東西南北からバラエティーに富んだ多数のルートがあり、豊富な高山植物も魅力で、日本200名山の一つでもあります。
神室連邦には他にも小又山、火打岳、一杯森などの山々が連なっており、登山客の人気を集めています。
新庄市の裏山的存在です。渓谷、お花畑など見どころがたくさんあり、手軽に登れる眺望のよい山として人気があります。
頂上付近に神社(葉山神社)が鎮座する信仰の山です。頂上からは月山、鳥海山、御所山、蔵王が一望でき壮観です。また、麓のブナ林のすばらしさも格別です。
遠くからでもそれとわかる巨大な岩山です。標高は1,000mに満たない山ですが、本格的な登山を楽しめます。
周辺ではカモシカやクマタカをよく見かけます。
最上支署
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FAX:0233-62-2706