ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 朝日庄内森林生態系保全センター > 主な活動地域と取組 > 高館山自然休養林
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山形県鶴岡市の西方に位置する高館山は、標高274mと小高い山ですが里山には珍しくケヤキの大径木やブナ、分布上貴重な植物が自生しており、多くの植物を見ることができます。 |
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森林整備活動 |
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高館山には、松くい虫被害やナラ枯れ被害により上層木がない箇所が散在しています。
松くい虫被害とは直接の病原体はマツノザイセンチュウですが、これを健全なマツに媒介する運び屋がマツノマダラカミキリです。マツの樹体内にマツノザイセンチュウが侵入すると、1週間位で樹脂の流動が止まり、水分の蒸散をしなくなることから、やがて衰弱して枯死します。現在では北海道と青森県を除き、広く被害が発生しています。 ナラ枯れ被害とは直接の病原体はアンブロシア菌の一種(ナラ菌)で、これをカシノナガキクイムシが健全なナラ等に媒介することにより、樹木が通水組織に影響を受け、枯死するものと考えられています。被害木の根元に白いフラスと呼ばれる木くずと糞の混合物が堆積していることが多く、被害木の判断の目安となります。山形県内全域で被害が拡大しています。
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巡視活動高館山では、分布上貴重な植物など多くの植物を見ることができますが、特に融雪間もない早春期には、キクザキイチリンソウやカタクリ、ミズバショウなどの可憐な花々を手軽に見ることができます。当センターでは、空き缶やペットボトルなどのポイ捨て、植物の盗掘などを未然に防止するために、特に3月下旬から4月中旬にかけて巡視活動を強化しています。
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上池・下池 |
朝日庄内森林生態系保全センター
電話:0235-58-1730
FAX:0235-58-1731
〒997-0404 山形県鶴岡市下名川字落合3