ホーム > 政策情報 > 事業概要 > 主な取り組み > 民有林においても、大規模な地すべり防止工事を行っています。
東北森林管理局では、山形県大蔵村(銅山川地区)及び岩手県一関市(磐井川地区)の民有林において、地すべり防止事業に取り組んでいます。
山形県大蔵村の銅山川地区では、平成4年から直轄地すべり防止区域に指定し対策工事を実施してきましたが、平成8年5月、幅約1.1km、斜面長1.2kmにわたる大規模な地すべり活動が発生ました。
現在、地すべりの原因となる地下水を排除するためのトンネル排水工、強制排水工、集水井工などを実施するとともに、地すべりの動きを自動観測するシステムを設置して、地すべり防止対策に努めています。
![]() 作業道に発生した路面のひび割れ |
![]() 銅山川右岸に露出した地すべり面 |
銅山川地区における主な対策工
![]() トンネル排水工 |
![]() 強制排水工 |
![]() 横孔ボーリング暗渠工 |
岩手県一関市の磐井川上流域では、昭和44年から直轄地すべり防止事業を実施しており、現在では集水井工を主に施工しています。
磐井川地区における主な対策工