プレスリリース
「サザエさん一家の”もりのわ”話 吹き出しコンテスト」の受賞作品を決定しました
林野庁は、「サザエさん一家の”もりのわ”話 吹き出しコンテスト」の受賞作品を決定しましたのでお知らせします。
なお、表彰式は本年10月8日(日曜日)を予定しております。詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。
1.概要
本コンテストは、今年4月から始まった長谷川町子美術館と林野庁との協力関係に基づいて「第32回 森と花の祭典ー「みどりの感謝祭」」の併催行事として開催したものです。
「サザエさん」の4コマ漫画の吹き出しに、森林や木材などをテーマにしたセリフを入れて応募していただくもので、4月13日(木曜日)から5月31日(水曜日)までの募集期間に国内各地から1759作品の応募をいただきました。
この中から、(ア)森林・林業・木材産業の大切さの普及啓発につながるもの、(イ)4コマ漫画の流れに合うもの、(ウ)サザエさん一家がもつ雰囲気が感じられる、という観点を重視し、「伐って、使って、植えて、育てる」というバランスがとれるよう優秀作品を選考しました。
2.受賞作品
外部有識者による選考結果を踏まえて、林野庁で以下の優秀作品4点を決定しました。
(ア)林野庁長官賞2点
(イ)みどりの感謝祭運営委員長賞1点
(ウ)長谷川町子美術館長賞1点

3.優秀作品の選考ポイント
- 林野庁長官賞
(高層木造建築)
(ア)高層ビルが木材で建築されるという近年の木材利用の進歩を的確にとらえており、木造建築を積み木に置き換えるやりとりは幅広い層に訴える作品となっている。
(イ)現実のビルと子どもが積み木で作るビルをかけている部分は、漫画「サザエさん」の世界観を捉えたオチとなっていて、4コマ漫画としても上手く表現されている。
(森の保育)
(ア)森が大きくなったら地球を救うヒーローという表現に森林の保育から未来の木材利用までを含めた可能性を感じる内容となっている。
(イ)幼い2人のやりとりが、ほのぼのとした漫画「サザエさん」の4コマ漫画として表現できている。 - みどりの感謝祭運営委員長賞
(森林の役割って何?)
(ア)森林の役割を、家族のやりとりを通じて様々な視点から紹介するということが、みどりに感謝するという賞の趣旨に合っている。
(イ)漫画「サザエさん」の4コマを活かし、森林の役割を繰り返しリズム良く問いかけて紹介するという設定が優れている。 - 長谷川町子美術館長賞
(循環利用)
(ア)「伐って、使って、植えて、育てる」という循環利用のコンセプトそのものを字数を抑えつつ4コマ漫画として上手に仕上げている。
(イ)それぞれのコマのやりとりや言葉遊び、全体の流れが漫画「サザエさん」の世界を彷彿とさせる。
添付資料
林野庁長官賞受賞作品(ア)林野庁長官賞受賞作品(イ)
みどりの感謝祭運営委員長賞受賞作品
長谷川町子美術館長賞受賞作品
お問合せ先
林野庁森林整備部森林利用課山村振興・緑化推進室
担当者:石崎、諏訪
代表:03-3502-8111(内線6217)
ダイヤルイン:03-3502-8243