プレスリリース
令和7年全国山火事予防運動の実施について
林野庁では「令和7年全国山火事予防運動」を3月1日(土曜日)から7日(金曜日)まで実施します。令和7年の統一標語は「ふるさとの山を守ろう火の手から」です。
山火事予防運動について御理解と御協力をよろしくお願いします。
1.山火事予防の重要性
我が国では例年約1300件程度の山火事が発生していますが、特に空気や土壌が乾燥する春先に多く発生しています。この時期は、乾燥、強風等の気象条件により、山の枯れ草や落ち葉が燃えやすくなっていることに加え、ハイカー等の入山者によるたき火や農作業に伴う野焼き等により、山火事発生の危険性が高くなります。
特に、空気が乾いている日や風が強い日にはたき火や野焼きをしないなど、火の取扱いには十分な注意が必要です。
山火事が一旦発生すると消火は簡単ではなく、森林の多面的機能が失われ、その回復には長い年月と多くの労力を要することから、予防対策が重要となります。
2.令和7年全国山火事予防運動の概要について
目的
広く国民に山火事予防意識の啓発を図るとともに、予防対策を強化し、森林の保全と地域の安全に資することを目的とします。主唱
林野庁、消防庁統一標語
「ふるさとの山を守ろう火の手から」統一実施期間
令和7年3月1日(土曜日)から3月7日(金曜日)まで(消防庁等が実施する春季全国火災予防運動と同一期間)なお、地域の実情に応じて、これ以外の期間も実施期間とすることができます。
主な実施内容
地方公共団体等による以下の活動の実施や呼びかけを予定しています。(1)入山者や森林所有者等を対象にした火の取扱いの注意喚起
(2)ポスター掲示など山火事予防意識の高揚を図るための広報活動の推進
(3)火災の発生しやすい時期における重点的な森林パトロール等の実施
(4)初期消火を中心とする消防訓練や消火資機材等の点検・管理等の実施
(5)地域住民や農林業関係者等による山火事予防組織の育成強化と予防活動の要請

令和7年山火事予防ポスター
3.その他
山火事に関する情報は林野庁ウェブサイト「山火事予防!!」に掲載しています。URL:https://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/yamakaji/
添付資料
令和7年全国山火事予防運動実施要綱(PDF : 183KB)令和7年山火事予防ポスター(PDF : 363KB)
お問合せ先
森林整備部研究指導課森林保護対策室
担当者:山下、植松
代表:03-3502-8111(内線6214)
ダイヤルイン:03-3502-1063