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林野庁

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職員紹介

林野庁国有林野部経営企画課  森林環境評価調整官

正面写真

現在の仕事内容

  国有林の計画制度や民有林との連携を担当しています。民国連携施策は、民有林と国有林で団地を設定して効率的に施業を行う取組や、技術普及等による民有林への貢献など幅広く、地域ごとの状況を踏まえながら対応していく必要があります。本庁だけでできる仕事ではなく、森林管理署や森林事務所などの協力が欠かせないことから、森林管理局の担当部署とやり取りを重ねながら、よい取組の横展開や制度の見直しを通じて施策の推進に取り組んでいます。


職場の雰囲気


  他省庁に出向した経験と比べても、林野庁にはアットホームな雰囲気があると思います。中でも国有林野部は、部内全体で一つのチームという意識が強く、フォローし合って仕事をしていることを感じやすい職場です。また、経営企画課は庁内1位の女性比率(4割以上)を誇る職場でもあり、男女ともに日常的にテレワークをしている職員も多く、和やかかつクールに効率的に仕事を進める雰囲気が魅力です。
打合せ風景

仕事のやりがい

  どの部署での仕事でも共通していることですが、日々の仕事が森林・林業の現場と地続きになっているところです。特に国有林野部では、自分たちである程度事業や取組の内容を決定できるため、施策の決定が現場に与える影響が大きいことから、難しさもありますが、その分やりがいも大きいと感じます。

入庁理由

  元々自然が好きだったため、人間の産業・経済活動と自然環境とが持続可能な共生関係を築けるような一次産業に携われたらと考えていました。大学で天然力を生かした森林施業を見る機会があったことで、その可能性が一番あるのが林業だと考え、一方で、現在の林業には構造上の課題も多くあることから、構造を変えられる行政、特に国政が重要だと考えて林野庁に飛び込みました。

印象に残った出来事

  入庁4年目に内閣官房の国土強靭化推進室に出向していたとき、西日本豪雨、胆振東部地震など立て続けに大きな災害が起こり、総理指示をきっかけに室で重要インフラ緊急点検などのとりまとめを行うことになりました。政治主導の業務はスピード感が速く、室では、通常業務に加えて、3日足らずで閣僚級会議を開くなど目まぐるしい調整を行いながら、4か月足らずで緊急点検とそれに対応する緊急対策の取りまとめを行いました。こうした大きな動きに間近で携わることができたことは非常に勉強になりましたし、防災・減災対策としての平時からの森林整備・治山対策の重要性が再確認され予算確保にも繋がったことなどから非常に印象に残っています。

林野庁を目指す方へメッセージ

  林野行政にはまだまだやれることが沢山あると思います。森林・林業・木材産業の全体を背負って政策を考える中で、即座に変えられることばかりではなく、長期的に粘り強く取り組んでいかないといけない課題も多いですが、様々な関係者とコミュニケーションを取りながら調整し、世の中を良い方向に変えていこうとする人たちがいる面白い職場です。皆さんと森林・林業の未来を議論できる日を楽しみにしています。

お問合せ先

林野庁国有林野部管理課

担当者:人事研修班人事管理係
ダイヤルイン:03-6744-2315